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愛犬家の「離れてもいつも一緒」という願いを叶えるペットカメラFurbo(ファーボ)

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犬を飼っている家庭においては、犬は家族の一員だとよく言われる。

我が家でも長年犬を飼ってきた(今は飼っていない)ので、このことは身をもって実感している。

ところで最近、愛犬家の間でペットカメラが注目を集めているという。

調べてみたところ、なるほどヒットの理由が分かったような気がした。

ペットカメラは、言ってみればペットの監視カメラなのだが、その多機能性によって、
愛犬家が持つであろう心配や不安な気持ちを和らげてくれるアイテムとなっている。

今回は、数あるペットカメラの中から、Furbo(ファーボ)という機種をご紹介する。


1.家族が留守の時、犬はどうしているのか

一昔前、といってもわずか数年前だが、留守の時に愛犬が自宅でどう過ごしているのかを知るすべはなかった。

もしかするとセキュリティシステムとしてはあったのかもしれないが、少なくとも一般に普及はしていなかった。


しかし、ネット・スマホの普及と周辺技術の進歩によって状況は一変した。
今ではペット用の見守りカメラが販売されており、留守中のペットを外出先からスマホを通じて見ることができるようになっているのだ。

カメラを搭載した本体がペットを常時撮影しており、パソコンとインターネットを介してスマホにペットの様子が配信されるという仕組みである。


一般的な設定の仕方は、本体に電源とインターネット回線を接続し、パソコンとスマホにアプリをダウンロード・登録・設定を行う。

これだけでペットの様子がリアルタイムで見れるようになる。


我が家で最後に飼っていた犬は、家族が留守にすると不安になるくせに車に乗るのが大嫌い(病院に連れて行かれるというトラウマがある)というワガママな犬だった。

なので、やむを得ず犬を置いて外出するときは、吠えて近所に迷惑を掛けていないだろうかとか、自分の帰りを待ちわびて寂しくしていないだろうかとか、
外出先で心配の種がつきなかったものだ。

おそらく似たような悩みを持っている人は多いだろうと思う。

そんな愛犬家にとっては、待ってました!と手を叩きたくなるようなアイテムである。


2.Furboならではの機能

Furboには、一般的なペットカメラとしての機能は概ね備わっている。

リアルタイムの動画撮影・配信、広角カメラ、ズーム機能、暗闇でも撮影可能な暗視モニターのほか、スマホの通話機能を使ってペットに話しかけられる機能もある。


さらに、上記の機能に加えてFurboには独特の機能が備わっている。 それが、

①おやつをあげる機能
②犬が吠えると通知してくれる機能

である。


①は、下部の穴から事前にセットしておいた「おやつ」が発射されるという、遊び心に溢れた機能である。

この機能が必要なのかは人によって評価は分かれると思うが、Furboの売りの1つとなっている。

おやつが飛び出す時は音が鳴る(スナック・コール)のだが、この音はトレーナーが犬をしつる際に使うのと同じ音を出すという。

また、自分の声を録音して使うこともできる。


②は、犬の鳴き声を検知してスマホに自動通知してくれるという機能である。

通知が来たら様子を確認し、必要に応じて話しかけたり、①のおやつ発射機能を併用して犬を落ち着かせることも可能だ。


Furboは犬を前面に押し出しているが、もちろん被写体を犬に限定する理由はない。

犬以外のペット、赤ちゃんや子ども、お年寄りなど、見守りたい被写体がいれば幅広く使える。

リアルタイムで部屋の中の様子を撮影・配信しているので、防犯カメラとして活用するのもいいだろう。


3.お部屋にマッチするデザイン

インテリアに自然に溶け込むデザインは、Furboの魅力の1つだ。

ペットカメラというと、ロボットやおもちゃのようなデザインの商品が大半で、
そのおかげでどこに置いても何だかしっくりこない。

ユーザーの多くはそういった子供っぽいデザインを望んではいないと思うのだが、
なぜか現実はそんな商品ばかりなのである。


この点Furboは、おしゃれな加湿器か空気清浄機のようなデザインで、リビングに置いても違和感なくマッチする。

2016年にグッドデザインを受賞しているのも納得だ。

ちなみに、上部のカバーに用いられている素材は天然竹である。


4.価格と保証

Furbo の価格は、27,000円(税込・送料込)である。

安いものだと1万円を切るものもあるペットカメラの中にあって、Furboはどちらかと言うと高額な部類に入る。

しかし、優れた機能性とデザインに加え、Furboにはユニークな保証制度がある。

まず、購入後30日以内に初期不良が見つかった場合には新品に交換され、その際の往復の送料と修理代をメーカーが負担してくれる。

1年以内の故障は原則として有償修理だが、愛犬による破損は無償で修理してくれる。

愛犬による破損とは、愛犬のイタズラによる製品及び付属品の破損があったと認められる場合に、無償で修理してくれるという内容である。
「わんわん! イタズラ保証」と謳われている。

 


もし、我が家で犬を飼っていた10年前にFurboとスマホがあったら、迷うことなく購入していたと思う。
何せ落ち着きのない犬で、どうしても留守にしないといけない時は心配で仕方がなかったからだ。

たとえすぐに自宅に戻れないにしても、犬の様子がリアルタイムで見れて、双方向で音声通信ができるというのは、大きな安心材料になるはずだ。

同じような心配や不安を感じている方におすすめしたい商品である。

 

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